れんらく帳

保育園のアイディアが生きる畑

2025年06月18日

鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドを抱え、畑にやってきたのは菜園担当・まいこさんと、モリオカえほんの森保育園で美味しい給食を作ってくれる えいこさんです。

本日の作業は3つ。

1.サツマイモ苗植え
2.ウリ科の野菜に虫除け対策
3.菜種の収穫

耕運機で耕された土がきれいな畝(うね)に、30cm間隔で苗を植えていきます。

「自分の靴を目安にして大体の間隔を測ります」と、まいこさん。

大人の靴だと23cm~27cmぐらいでしょうか。かかと部分に体重をかければ、苗を植える穴も出来上がりというわけです。

また、サツマイモの苗は土に対して少し斜めに植えたとしても、次第に起き上がり垂直になるのだそうです。
日光の栄養を求めて、自然とあるべき方向へ伸びていくのでしょうか。

何気ない会話で数々のまなびに出会う瞬間は、農園で感じる楽しみのひとつですね。

今年は昨年より種類を増やして、5種類のサツマイモが並んだBeBAこども農園。
日常的に農園に関わる保育園のこどもたちのアイディア「いろんな種類の味を食べて比べてみたい」という声を取り入れ、形にしています。

既に30℃を超える暑さのなかですが、すくすくと育ってくれることを願います。

BeBAこども農園(岩手県盛岡市)


食べても美味しいという赤い実をつけたクワの木

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